フロント 2008年11月29日

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晩秋の夜空彩る光の芸術

私は毎年、新潟や東京など東日本各地の花火を撮り続けています。その中で、11月23日に開催された長野えびす講煙火大会は、晩秋の澄み切った夜空を彩る花火が高い評価を得ており、今や日本屈指の花火大会となりました。

103回目の今年は、以前にも増して遠方からの熱心なファンが参集していました。この大会は、日本の花火が世界に誇る芸術性を堪能できるようにプログラムが組まれています。中でも今年で3回目となるミュージックスターマインは、繊細かつ重厚、華麗かつ荘厳な展開で圧倒されました。

同時開催の新作花火コンテストでは、全国の主要な競技大会で上位を占める技自慢の煙火師が招かれ、最高水準の花火芸術を鑑賞することができました。

今大会では、私が属する長野県風景写真家協会の有志が出資した10号玉8号玉も打ち上げていただきました。満天の夜空に開花した瞬間は、玉に込められた思いを共有するブーケとして心に刻み、記憶の玉手箱に贈り届けることができました。

夜空にまばゆく開花し、鮮やかな光彩の尾を引きながら散る花火は、人生の途
上で幾度となく思い返す軌跡になるでしょう。

(写真と文・阿部宗雄)

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阿部宗雄さんプロフィール
1957年長野市生まれ、吉田在住。NHKロビー展ほか。日本写真家協会(JPS)会員、長野県風景写真家協会(http://blogs.yahoo.co.jp/nspa08/)会員。

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